「サッカーを始めたきっかけはなんですか?」
― 元々水泳をやっていたのですが、サッカー教室の張り紙があってたまたま行ってみたんです。そこでやってみたら面白くて、水泳をやめてサッカーを始めました。親からの勧めは全くなく、遊び半分で始めました。やり始めた時はこんなに続けるとは思っていなかったのですが、徐々にサッカーに魅了されていきました。
「サッカーの魅力とはなんですか?」

― きつい練習の後、試合で勝った時にみんなで喜びをわかちあえるのがサッカーの魅力ですね。練習がハードな分、試合で勝った時の喜びが大きいです。僕はボランチというポジションなのですが、調子がいい時は試合をやっていて自分が試合を動かしているっていう感覚があるんですよ。パスで味方を動かしているというか。そういう瞬間はボランチ独特の魅力ですかね。
「レベルの高い環境でプレーすることに対するお気持ちを教えてください。」
― 春休みに行った大学選抜の合宿は、普段のチームの雰囲気と全然違うので面白かったですね。人もサッカーも違うので新鮮で刺激になりました。そういう自分を高められる所に常に身を置きたいとは思っています。自分よりうまい人がいるのとかも不安になったりはしないですね。基本ポジティブなんです。そうじゃないとやっていけないですね。
「サッカーをやっていて得たものはありますか?」
―

人と人との繋がりもサッカーをやっていて生まれたものですし、人間的に成長したのもサッカーのおかげですし,本当に大きいですね。サッカーをやっていなかったら今の自分の価値観とか考え方は持っていなかったと思います。
高校2年生の時に腰を怪我してしまったんです。その怪我で半年くらいサッカーができませんでした。高校2年生の時ってユースからプロに上がれるか上がれないかをクラブチームのスタッフが判断する大事な時期なんです。そんな時に怪我をしてしまって結構落ち込んでいたんですね。
そしたらコーチや先輩に「焦るな」とか、「お前はまだ大丈夫だよ」っていう言葉をもらって。親も励ましの手紙を富山から送ってきてくれました。それから自分だけ落ち込んでいても何もならないと思って、半年間リハビリを頑張りました。周りの人の励ましが本当に大きな支えになりましたね。毎日サッカーをやっているとそのこと自体が当たり前になってしまい、感謝の気持ちを忘れてしまいがちなのですが、怪我をしてから周りの人に支えられながらやっているということを実感しました。あとは、サッカーをやっていなかったらこれだけ普通なんだな俺、って思いました。自分にとってのサッカーの大切さもわかりましたね。怪我をして気づけたことがたくさんありました。
「怪我をした時サッカーをやめようとは思わなかったのですか?」
― それは全く思わなかったですね。練習もきっついなぁとは思ってもやめようと思ったことは今まで一度もないです。自分を練習で追い込むことは全然苦ではないんです。練習していない時が嫌なんですよね。ふと気づいた時に、なんで練習していないんだろうって思うのが嫌なんです。たまに遊びたいなって思う時もありますけど、そこは練習に影響がでないようにほどほどに遊んで切り替えますね。
「将来の展望・自分のヴィジョンはありますか?」

― ずっとプロを目指してやってきたので、目標はプロになることですね。そのためにはひとつひとつ今できる目の前の目標をクリアしていくことが大事だと思っています。今リーグ戦をやっているのですが、そのリーグ戦での優勝をチームのみんなと目指しています。おじいちゃんになってもサッカーは続けたい。何らかの形でずっとサッカーには関わっていきたいですね。
「何となく日々を過ごしている大学生に一言お願いします!」
― 学生時代にやりたいことは見つけたほうがいいですよね。やりたいことがあるなら絶対やったほうがいいと思うんですよ。やらないで後悔するよりはやって後悔する方が絶対いい。やらなかったらもう二度とそのチャンスは巡ってこないかもしれない。そんなの納得できないじゃないですか。僕は何か新しいチャンスがあるときは、やってだめでもそれが次につながるかなって考えています。まずは一歩踏み出すべきだと思いますね。